農業は天候など自然のものに左右されやすいです。その中でも最近の悩みの種は霜の被害!4月11日に新潟ではなしの棚まで上がってくるほどの霜が降りました。そうするとどうなるかというと
このように花が一回萎れてしまいます。この時はめしべに変化がなく大丈夫かなと思っていたのですが、後日畑を見に行くと
このように中にあるはずのめしべが枯れてしまっています…これでは花粉を付けても実になってくれません!今まではあまりこのようなことはなかったのですが、気候の変化で開花が早くなった分霜の被害にあいやすくなってしまいました。
何とか実を確保するためにいつもより2.3回多く花粉付けをして、被害の無い花にちゃんと花粉が付くようにしています。
また、梨だけではなく、野菜にも被害が出ることもあります。ちゃんと対策をしないと枝豆など早めに収穫しようと思っていたものは最悪全滅なんてことも
このように上にビニールなどを被せることで、霜が直接作物に降りるのを防ぎます。こうすることで
作物は元気に育ち、早めに収穫して皆さんに届けることができます!
今年も美味しい作物が届けられるように日々努力をしています!