長かった花粉付けが終わり、1歳になった子供と遊ぶゴールデンウイークを過ごした小熊です。
さて、梨の花粉付けも無事終わりました。
花粉付けは梨の実がある程度大きくなるまで結果が分からないので、ドキドキしていましたが、今年は多すぎるくらい実がなっていました！笑
こちらは新潟県が作った新品種 新美月です。
おさ20世紀という花粉付けがいらない（自家受粉する）品種と豊水のかけ合わせから生まれた品種です。
どちらかというと20世紀の血が濃く、みずみずしくて甘い品種です。
花粉付けがいらないのは大変ありがたいのですが、問題はすべての花が実になってしまうことです（人間が梵天で花粉付けした場合うまくいくと、一つの花束に1個か2個しかなっていない状態を作れます）。
全部についてしまうと現在行っている摘果作業に時間がかかってしまいます。
摘果はいらない実を取ってあげ、厳選したものだけを残すことで、梨を大玉にすることができます。これをしないとスーパーで売られているような立派な梨がなりません。
このような形で1個に厳選していきます。
摘果を早めに行い、今年もおいしい梨を取れるようにしていきたいと思います。
